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Recipe Exchange @ 9pm!

うる星やつらに引き摺り廻され・・

ご無沙汰しています。

忙しくて しばらくブログ更新できませんでした。

何が忙しかったのか?というと若いローカル社員14名を引き連れて、いや、引き摺り廻され日本に出張してました。

弊社グループで技能競技会というイベントがあり、インドネシアの工場内で勝ち抜いた選手団を日本の本社工場で実施される本大会に参加させる・・のが今回のミッションでしたが、これがなかなか大変でした!

なんせ、2名を除きパスポートはおろか、飛行機も初めて!

「日本ってドコ?」ってグーグルマップで探す輩もいます。

英語はほんの少し、日本語は殆ど話せません。インドネシア人なんだから、インドネシア語っしょ!と堂々たる開き直り。

まぁ、終わってしまえばぜーんぶ笑い話ですが、ホンマ大変でした!

競技会(仕事)の事は置いといて、珍道中の数々でした・・・・

◆関空の入国審査で「入国の目的」を英語で聞かれ、答えられないローカルメンバーのサポートですったもんだで始まり・・・

◆通勤途中の公道で奇声を上げ、ご近所様に睨まれる(本人達は全く気づいていない)

◆道幅一杯に広がって歩き、後方から来た自転車のおじさんに「ドケェ!ゴラァ!」と怒られるも、「ハァイ!オハヨウ!パギー!」と明るく返事。(汗)

「申し訳有りません!すみません!すみません!」をこの出張の間、何回言っただろう・・

◆宿泊した寮は廊下、部屋もスリッパ履きが基本だが、そこはホレ、インドネシア・スタイルを貫く彼ら。

廊下でスリッパ脱ぎ散らかして部屋に入る。我々が宿泊してるエリアだけ廊下がスリッパだらけ

◆スーパーマーケットで店の商品を粗末に扱い、ヒヤヒヤ・・

レジに割り込む、財布を準備しない・・周りのお客さんのイライラが伝わってくる・・・

◆レストランでインドネシアから持って来たチリソースをカバンから取り出して「オォーイみんな!チリソースにサンバルあるぜ!

オォおぉ!!!」(大歓声)

店員さん「お客様・・持ち込み食材は困ります。衛生面もありますので」「申し訳有りません!すみません!すみません!」

◆1日だけフリーの休日があり、観光を計画するが、インドネシアで事前に希望を聞いたときは「お任せします」だったのに、、

たこ焼きが食いたい」「日本橋の中古品街に行かなければならない」「オタクの集まるオタロードに行きたい」「刺身をまだ食べてないじゃないか」「なぜ京都に行かない?」「ヨドバシカメラで買う決断が出来なかった。もう一度行きたい」「漢字を書いたTシャツを買うのはいつだ?」等々、ワガママ言い放題。付き合いきれません。

◆「あのメイドさんの格好した人と写真撮りたい!頼んでよ!」「このGショック高いよ!値切ってよ!

◆「オぉぉ!?このiPhone7が ¥1,200?!買う!今買う!

「イヤ、それはね、NTTドコモさんの○○セット契約を最低2年契約をしたら、の話でね・・」

「何?それ?いいよ、そんな契約はしないよ! iPhone7だけでいいよ!¥1,200だよ?買うっきゃナイよ!早く!早く!」

◆もう10月なのにビーサンで堂々と歩く彼ら。

「ねぇ?ビーチサンダルってもう日本では誰も履いてないよ?寒くない?他に靴は持って来てないの?」

「俺はちゃんと靴履いて来たよ!ホラ!」

「オォ、えらい・・って、それ、安全靴じゃん!」

◆店で靴を買うと履いてたビーサンをその店に置いて(捨てて)くる。

Gショックを買うと支払いを済ませたレジ前で箱を開け、その場ではめる。

Tシャツを買うと店内のその場で着る。値札タグのナイロン紐が切れないとお店のお姉さんに文句言う。

まぁ、インドネシアじゃ店内でアイスクリームを食べて袋だけレジに出して精算すりゃぁ問題ないんですから、しょうがないか・・

◆大阪城の天守閣にあるおみやげ屋さんを集団で取り囲んで、大声で盛り上がり、周りの人が引いている図。

その後、大阪城では2名が迷子で行方不明に・・・

捜索の結果、次の目的地である「日本橋・電気街」に早く行きたくて城の外に先回りして待っていたことが判明。

結局迷子探しで時間が遅れ、怒る2名。さぁ〜・・悪いのは誰?えっ?引率者? 私が悪うございました、すんません・・・

◆いよいよ帰国になっても関空の手荷物検査でおみやげの「日本刀模写」とか「鉈先の飾り物」とか、トーゼン機内持ち込み禁止物品を持ち込もうとしてそりゃぁもう、ここでは書けないくらい大変でございました。

インドネシアに戻って来たときは正直、ホッとしました。

あぁぁ〜!やっと解放された〜!

しかし、底抜けに明るい彼らと過ごした1週間が終わって空港からアパートに戻る車の中、ちょっと寂しい気がしました。

うるさくて、マナーがなってなくて、ワガママな彼らでしたが、一人ひとりが輝いてましたね。

ちょっと古いけど「うる星やつら」と呼んであげましょう。

でも、もう2度目はごめんですね!


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