さて今日の話題に入る前に、少し前に起こった不幸な出来事を説明しなくてはなりません。
それはいつものようにMilagroで集団快走中、突然起こりました。
高架からの下り坂でスピードが乗った状態で一人の方が突然転倒し、意識不明の状態から帰らぬ人となったのです。
その方は正式なMilagroメンバーではなかったようで、過去に３回程度、走行中のMilagroトレインに合流して来た方で、私は顔写真を見ても認識がありませんでした。
Milagroのトレインは白バイ先導、後続にはサポートカーが付いて派手に走る事もあり、時々単独ライダーの方が合流してくる事があります。
トレイン走行の基本マナーが守れ、Milagroのペースについてこれる人なら大抵の場合、飛び入りさんも受け入れるのがMilagroスタイル。
まぁ、たまに煽るような真似をしたり無理な割り込みがあると弾かれる事もありますが。
その方は途中合流して途中退散（撃沈）するパターンだったようで、Milagroメンバーの一部の人には認識されていたようです。
目撃者の話によると、突然フラーっとトレインから離れたと思うとそのまま防御体勢も取らず転倒したとの事。
その後わかった事ですが、その方は心臓に問題があり、過去にも何度か倒れた経歴があったらしい。
そこから予想するのは恐らく、走行中に突然心臓が止まり、意識を失ったまま転倒したと思われます。
しかし、Milagroは医療に対しては素人集団なので意識のないその方をサポートカーに乗せ、病院まで搬送するしか手がなかったそうです。。
その時 私は先頭集団に居て事故を知りませんでした。
途中でトレインの後方が切れている事に気付きましたが、まさかそんな事あったとは夢にも思わず、走行後にその話を聞いて驚愕！！
いくら面識のない方とは言え、同じ自転車乗りとして走行中の突然死にショックを受けましたし、Milagroメンバーにも衝撃と動揺が見られました。
私も健康診断ではいつも心電図で異常が出るので本当に他人事ではありません。
お医者さんからは「まぁ、そんなに無茶しなければ大丈夫」とは言われていますが、どこから無茶になるのか？悩みどころです。
２年くらい前の話ですが、心拍センサーベルトがダメになって心拍数が時々200越える時期があって本気で悩み、お医者さんに真顔で相談したところ・・
「えぇっ？貴方の歳で心拍Max227？ハッハッー！その心拍計、壊れてます（キッパリ）」と真顔で？笑われた。
直ぐに心拍センサーの新しいのを買ったら、さすがお医者さんはエライ！もと通りにMax170くらいに戻りました。
その時の気分はヤクザの車に追突してしまい、怖いお兄さん方に囲まれて「コンクリート詰めにして沈めたろか！」と脅され、縮みあがったが、実話ドッキリカメラだった・・くらいの気分の上下でしたね。
と、いうわけで ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ).━━━!!!
Milagro私設の Ambulance（救急車の意味）！！
そ・・そんなバカな？？ プロチームでもなかなか救急車は持ってないのでは！？
前回の突然死事故を受け、Milagroオーナーが決断したんだそうです。
「やっぱり要るな、救急車」と。
スゴイ。クールです。
更に知ってのことか？ナンバーも9999とキューが四つ（シー）でキューキューシゃーとシャレが効いてます。
もちのロン、中も救急仕様になっています。
そのうち、ドーピングまがいなことも始まったりして・・・？
これから医者も雇って内部の機器を揃えさせるとか・・
うーん・・・本当か？
一体、オーナーは「自転車で走る」というだけの事に、どこまで資金を投入できるのか？
というか、どんだけ金持ちやねん！？
すでにMilagro走行ではバンタイプサポートカー（メカニックサポート）、トラックタイプサポートカー（機材運搬、走行中の補給サポート）、私設白バイ３〜４台（先回りして交通規制、後続サポート）、本物警官白バイ（これはサポート依頼）とかなりの手厚いサポートですが、これに救急車まで加わるとは・・・もう、自転車版の大名行列。
同時にこんなのも、もらいました。（写真はメーカー見本）
私の氏名、緊急連絡先、血液型、パスポートNoが刻まれています。
これで少々体がバラバラになっても手首さえ見つかれば私が特定されます。
さぁ、これで無茶をしてもダイジョウブ！？
いやいや・・そのデザインも相当に無茶ですよwww
と、いうわけで今日のMilagroも気持ち良く、楽しく走らせてもらいました。
ホンマ、ありがとうございます（感謝、感謝）